和菓子のブログ

遊戯王やデレマスなどの趣味についてふらふらと書き綴ります

初めて戦争映画を観た話

2/14のバレンタイン。本日公開の映画『1917 命をかけた伝令』を観てきました

普段は仮面ライダーやアニメ、それ以外でもコメディやアクションものばかりを観ているのですが、Vtuberの夜子・バーバンクさんが紹介していて『全編ワンカット』というのに興味を持って劇場へ足を運びました

 

内容は

第一次世界大戦の最中、イギリス軍の若い兵士2人が1600人の同胞を救うために最前線で行われる突撃作戦を中止を伝えるために走り続ける

というものです

 

上述の通り『全編ワンカット』であり荒廃した土地から地続きで広大な草原に出たり、そこからまた死体の転がる戦地に繋がっていたり…

と「あくまでも同じ世界で実際に起こっていた戦争である」と感じられる作りになっていて圧倒的な没入感に浸ることができました

 

平凡な感想ですが「戦争なんてろくでもないな」というのがこれを観て感じた一番強い思いです

泥塗れになって血塗れになって

死にそうになって死んで

自分を苦しめて他人を苦しめるだけの無駄な作戦を延々と続ける、この作品も長い戦争のたった1日を切り抜いたもので、また翌日には新しい作戦で殺し合いに戻るんだということを考えさせられました

 

大胆な撮影方法とそれによる強烈な臨場感に圧倒された2時間は巨大なスクリーンと音響の劇場でこそだと思うので戦場の無情でグロテスクな描写にも耐性のある方は是非とも観てください